MF3

新製品CE規格に準拠しています記号の説明

マイクロフォージ

2026年2月16日 発売予定

一台で多様な目的に合わせたピペット作製が可能

マイクロピペットの先端を観察しながら加工できる装置です。顕微鏡性能が向上したMF3は、従来機よりも明るく高解像度の観察が可能になりました。コンパクトでありながら堅牢な顕微鏡は、ピペットを視野内に容易に配置できるように設計されており、設置時の損傷リスクを最小限にしています。ピペットの微細加工は、顕微鏡の手元にあるハンドルを操作することで行います。ピペットの形状を確認しながら、「折る」「曲げる」「丸める」「スパイクをつける」などの微細加工を施すことで、実験用途に合わせたマイクロピペットを作成できます。ピペット加工で重要なヒーター数値は、ディスプレイ上で確認でき、ヒーターのオン/オフはフットスイッチで操作できます。LED光源の明るさは、低輝度から高輝度まで調整が可能です。

MF3


MF3

マイクロフォージ

これ1台で自分好みのピペット加工が可能に!

マイクロフォージは、下記のようなさまざまなピペット加工用途で使用できます。

カット 曲げ ファイヤーポリッシュ スパイク
サンプルサイズに合わせて先端径を統一できる。 ピペット先端を曲げることにより、顕微鏡視野内で観たときに、広範囲で焦点を合わせることができる。 細胞を傷つけずに針先に吸いつけるホールド用、パッチクランプ用電極の作製などに有効。 針先を尖らせることにより、刺さりにくいサンプルに有効。

ピペット操作部は、ピペットをセットし、視野内に移動させる際に使用します。顕微鏡の下にあるXY調整ハンドルは、ピペットの微細加工に使用します。この構造により、先端径の測定や損傷の確認など、ピペットの検査も簡単に行えます。

ピペット操作部(左) XY調整ハンドル(手前)
ピペット操作部(左) XY調整ハンドル(手前)

MF3

マイクロフォージ

顕微鏡改良と操作性の向上

顕微鏡部の改良により、より明るくクリアな視野を実現しました。旧モデルと比べ、ピペットの観察ならびにピペット加工作業(折る・曲げる・丸める・スパイクをつける)が、より明るく、より鮮明な視野で行えます。

レンズ視野の拡大に加え(*a)、ミクロメーターの変更(*b/c/d)により操作性も向上しました。また、対物レンズを変更する際の芯ズレを低減し、高倍率でも視野内にピペットを見つけやすくなりました。接眼レンズ10x、対物レンズ5x/10xを標準品として付属しており、MF3-LO50 対物レンズ50x(別売)を追加できます。

レンズ視野の拡大とミクロメーターの変更

  1. 視野面積が約1.78倍! よりクリアな視界を実現しました(従来比 +78%:15mm→20mm径)
  2. 対物レンズの各倍率でのミクロメーターの単位が確認できるようにガイドを追加しました。
  3. 新ミクロメーターにより、ピペット径(太さ)の数値確認を読みやすくしました。
  4. 新ミクロメーターの角度線を5度刻みに変更。ピペットを曲げる際の角度確認を容易にしました。
同一ピペット観察による解像度の比較
MF2 総合倍率 525x MF3 総合倍率 500x
MF2 総合倍率 525x MF3 総合倍率 500x

MF3

マイクロフォージ

視野内イメージ(接眼レンズ10x 視野の部分撮影)
総合倍率 50倍
対物レンズ 5x + 接眼レンズ 10x
スケール: 20µm
(1目盛あたり)
総合倍率 50倍
総合倍率 100倍
対物レンズ 10x + 接眼レンズ 10x
スケール: 10µm
(1目盛あたり)
総合倍率 100倍
総合倍率 500倍
対物レンズ 50x + 接眼レンズ 10x
スケール: 2µm
(1目盛あたり)
総合倍率 500倍

MF3-LO50 対物レンズ 50x(別売)を追加することで、総合倍率 500倍でのピペット観察・加工作業を行うことができます。

※各種レンズはMF3専用です。また、旧製品マイクロフォージ(MF-830, MF-900, MF2 他)の接眼/対物レンズは、互換性がないため使用できません。

その他、便利な機能のご紹介

① ヒーター部をヨコ向きで使用 ② ヒーター部をタテ向きで使用 ③ ヒーター数値のデジタル表示

ヒーター部をヨコ向きで使用

Cut, Bend, Polish, Spike向け

ヒーター部をタテ向きで使用

高倍率でのPolish向け

ヒーター数値のデジタル表示

ヒーター値のデジタル表示によりダイアル入力による設定値を瞬時に読むことができます。

④ Burnt表示機能 ⑤ LEDライトで疲れにくい ⑥ 白金線交換がラクラク

Burnt表示機能

ヒーター部の接続 or 白金線の通電異常を検知表示します。

LEDライトで疲れにくい

LEDライトの明るさはダイアルで調整でき、長時間の作業でも細かな調整が可能です。

白金線交換がラクラク

白金線を固定する部分はワンタッチで開閉できます。白金線を位置づけしたら、あとはネジを締めるだけです。


MF3

マイクロフォージ

オプション(別売)

型名 品名 備考
MF3-LO50 対物レンズ 50x 対物レンズ 50x(別売)を追加することで、MF3を総合倍率 500倍で使用できます。 電気生理向けの電極やインジェクションピペットの作製に最適です。
HIC-1.2 インジェクションホルダーキャップ 1.2mm径のピペットを保持するためには、本製品が別途必要です。付属の専用ホルダーのインジェクションホルダーキャップ HIC(1mm径用)と交換して使用できます。
HIC-1.5 インジェクションホルダーキャップ 1.5mm径のピペットを保持するためには、本製品が別途必要です。付属の専用ホルダーのインジェクションホルダーキャップ HIC(1mm径用)と交換して使用できます。
H-7 ピペットホルダー 電気生理記録実験向けで複数の異なる径のガラス管(ø1mm~ø1.5mm)を保持したい場合には、本製品が別途必要です。


MF3

マイクロフォージ

仕様

付属品 接眼レンズ 10x(ミクロメーター・視度調整環付き/なし)
対物レンズ 5x、対物レンズ 10x
ピペットホルダー
ヒーター部
フットスイッチ
予備白金線ヒーター(PT-B:150µm)
レンチ
シリコンパッキン(HI01PK01)
電源コード
駆動距離 ヒーターマニピュレーター X、Y、Z 各14mm
ピペットマニピュレーター X12mm、Z28mm
顕微鏡 Y軸(焦点方向/粗動・微動)30mm
X軸(首振り方向/微動)約5°
Z軸(おじぎ方向/微動)約3°
総合倍率 50x/100x:対物レンズ 5x/10x、接眼レンズ 10x
500x:MF3-LO50 対物レンズ 50x(別売)、接眼レンズ 10x
使用ガラス管 ø1mm
※別売の HIC-1.2 で ø1.2mm、HIC-1.5 で ø1.5mm を使用可
電源・電圧 AC100V 〜 240V、50/60Hz
消費電力 13W
寸法・質量 W210 × D313 × H343mm、4.6kg

関連情報