SMM-200C

固定装置用粗動マニピュレーター

SMMシリーズ新ラインアップ Z軸粗動のマニピュレーター

脳の外側の操作に重点を置いた、固定装置用の粗動マニピュレーターです。 ハンドル一回転約4mmのZ軸は、ブレグマ・ラムダの高さを合わせる作業や脳表からの退避・復帰作業を素早く行うことができ、実験効率を上げられます。脳内の操作は電動一軸マイクロマニピュレーター(MDS-1)や液圧マニピュレーターを用います。X軸にはZ軸と同様の粗動ハンドルを搭載し、AP方向(Y軸)には微動ハンドルを搭載しています。また、SMM-200CはAP/MLの2方向同時傾斜が可能です。

SMM-200C

※最小100µmとなっているため、微動器(MDS-1など)との併用を推奨いたします。


SMM-200C


固定装置用粗動マニピュレーター

SMM-200C + SMM-A + MDS-1 + IMS-30

※脳定位固定装置、GM-4MDS-1SMM-HA、シリコンプローブは製品には含まれません。


SMM-200C


固定装置用粗動マニピュレーター

SMM-A 使用例

ML方向へ傾斜する際は、SMM-Aの使用がお薦めです

SMM-100C/200CをML方向へ傾けると、ホルダー先端(針先)がマウス頭部付近から大きく外れてしまうことがあります。SMM-A は本体の横にホルダーを付けられるようになっており、X軸を操作することなくホルダー位置を調整することができます。そのため、X軸の駆動距離を保ったまま、マウス頭部付近へホルダー先端(針先)を合わせることができます。

SMM-200C + SMM-A + MDS-1 + IMS-30

※SMM-200CにMDS-1IMS-30SMM-Aを介して取り付けた様子です。



SMM-200C


固定装置用粗動マニピュレーター

SMMシリーズ比較表

SMMシリーズ SMM-100 SMM-200 SMM-100C SMM-200C
傾斜方向 1方向(AP or ML)
切替可能
2方向(AP & ML)
同時使用可能
1方向(AP or ML)
切替可能
2方向(AP & ML)
同時使用可能
X・Z軸 微動 微動 粗動 粗動
Y軸 微動 微動 微動 微動

SMM-100C、SMM-200C のX軸もしくはZ軸を微動に変更したい場合はご相談ください。

ホルダー用アタッチメント

型式
SMM-A

SMM-B
品名 アタッチメント アタッチメント

ホルダー用アクセサリー

型式
SMM-HA

SMM-HB

SMM-HC

SMM-HD

SMM-HE

SMM-HG
品名 シリコンプローブ用ホルダー シリコンプローブ用ホルダー カニューレホルダー マルチユーズホルダー マルチユーズホルダー グリンレンズホルダー

SMM-200C


固定装置用粗動マニピュレーター

仕様

付属品 レンチ(2mm、2.5mm)
SMM専用電極ホルダー(アタッチメント、ネジ付き)
アース用ネジ
アース用ワッシャー(スプリングワッシャ―、平ワッシャー)
駆動距離 X・Z軸 80mm
ハンドル1回転 4.2mm
最小目盛 100µm(副尺)
Y軸 20mm
ハンドル1回転 1mm
最小目盛 10µm
寸法・質量 W85 × D162 × H286mm、2.0kg

システム構成図

システム構成図

システム構成図


黒丸は本体および標準付属品。
白丸は取付可能な主なアクセサリー。
二重丸取付アダプターの種類を表します。